水中接続コード SC-103

Last Update: 26. August 2006

水中接続コード SC-103 （SC-101、SC-102、ニコノス RS AF、V、IV-A 用）
水中接続シンクロコード SC-101、水中接続ダブルシンクロコード SC-102 と組み合わせて、水中でシンクロコードの脱着ができるもの。
カメラ側のシンクロコード。
TTL調光撮影のデータをLED で転送しているらしい。
スピードライトを最小限にして、複数台数のカメラでスピードライトを使い回すことができる。
コード長：約０．３５ｍ

ニコノス RS との組み合わせ…ファインダー内のレディライトは点灯しない。充電完了及び警告表示はスピードライトのレディライトで確認すること。マニュアルでシャッタースピードを1/2000〜1/250秒にセットした場合、自動的に1/125秒で制御される。SB-104 と組み合わせても、フラッシュリモート撮影（他のスピードライトの点灯に合わせてニコノスRS のシャッターを切る自動操作）はできない。
ニコノス V との組み合わせ…ファインダー内のレディライトは点灯しない。充電完了及び警告表示はスピードライトのレディライトで確認すること。シャッタースピードを1/1000〜1/125秒にセットした場合、自動的に1/90秒で制御される。また、M90、B（バルブ）ではTTL調光撮影は行えない。
ニコノス IV-A との組み合わせ…ファインダー内のレディライトは点灯しない。充電完了及び警告表示はスピードライトのレディライトで確認すること。シャッターダイヤルは必ずM（マニュアル1/90秒）にセットすること。

スピードライトを使用しない場合は、必ず SC-103 の切替スイッチを「OFF」側にセットすること。スピードライトの電源スイッチを「OFF」にするだけでは、スピードライトを使用しない撮影はできない。
SC-103 のスイッチを「ON」側にセットすると、スピードライトを接続していなくても、カメラはスピードライトが接続されているときと同じ作動を行う。このため、カメラが「A」モードの場合、シンクロ同調秒時より高速側のシャッタースピードは使えなくなる。

SC-103 は、電池を使用しているので、必ずスイッチをOFFにする。また、カメラに接続したまま放置したり、30℃以上になる場所に長期間保管したり、カメラ側コネクタープラグが濡れたまま保管すると、内蔵電池が消耗する場合がある。

SC-103 の電池容量のチェック方法…SC-101（または SC-102）とSC-103 をカメラ及びスピードライトに接続したまま、氷の入った水の中に約３０分ほど沈めるか、冷蔵庫に約１時間ほど入れて冷やす。その状態でカメラのシャッターを数回切って、毎回スピードライトが発光すれば、SC-103 の内蔵電池は十分使用できる。スピードライトが発光しない場合は、電池交換の必要がある。

		水中接続コード SC-103　全体図。
		接続部とコネクター部。 ２つの光学発光／受光部がある。
		接続部の裏側。 スピードライトの発光／非発光スイッチがある。
		接続部の上面。 スピードライトの発光／非発光スイッチの 説明シールが添付されている。
		水中接続シンクロコード SC-101・ 水中接続ダブルシンクロコード SC-102・ 水中接続コード SC-103 の「使用説明書」 オリジナル 9T013-A04 (S649)

水中接続コード SC-103 の仕様
コード長：０．３５ｍ
使用できるカメラ：ニコノス RS、ニコノス V、ニコノス IV-A
使用できるスピードライト：スピードライト SB-102、SB-103、SB-104、SB-105
使用できるブラケット：SK-104B、SK-104W、SB-102・103・105用ブラケット、SB-102・103・105用ダブルブラケット
スピードライト SB-104 のスタンバイ機能は、使用できないので、スタンバイスイッチを「OFF」にセットすること。
内蔵電池：ボタン型リチウム電池（5.8V）
電池寿命：約20,000発光
電池交換：ニコンサービス機関でのみ可能（ユーザ交換不可）